◆ 病鳥の看護にあたって ◆

 薬が処方された場合は、医師の指示に従い、定期的に適量を与えてください。

※薬入りの水を与える場合には、他に水を与えないでください。

保温

 保温は衰弱した病鳥にとって最も有効な治療法です。保温には白熱球,スタンド電球を使用する他に、コタツにカゴの片側半分だけを入れる方法があります。図に示すように、止まり木に対して左右一方から保温することによって、カゴの中に温度の勾配をつくり、止まり木をつたって病鳥が体調に合った温度を選択できるようにします。

照明

 部屋の中は24時間いつも明るくしておきましょう。これによって病鳥に変状を来すことはなく、かえって常に明るさを保つことで、一粒でも多く採食させることができます。

 主食としてはペレットまたは殻付き餌を与えましょう。種子からはどうしても摂れないものとしてカルシウム,ビタミンがあります。カルシウムの補給にはカキ殻(ボレー粉),カトルボーン(イカの甲),等、ビタミンの補給には青菜(チンゲン菜,パセリ,こまつ菜,はこべ,ホウレン草等の緑の濃いもの)をできるだけ毎日あげてください。

<前面>              <上面>

◇電球を片側に置くと鳥は寒ければ近づき、暑ければ離れて自分で温度を調節できます。
◇24時間明るくして出来るだけ餌を食べてもらいましょう。明るくても鳥は眠れます。
◇カゴは底の部分を外して新聞紙などの上に直接乗せます。
◇水入れは水が悪くならないように電球の反対側に置きます。
◇とまり木は下の方につけます。
◇電球のワット数は鳥の様子を見て決めてください。
◇少しでもたくさん食べてもらえるように栄養のある餌を蒔いておきます。
◇カゴが嫌いで金網にしがみついて暴れる子は水槽なども良いでしょう。
◇水槽の中が暑くなりすぎないように気を付けましょう。(温度計などを置くと良いでしょう。)